カセンジキー☆blog

家でスマホ?ノーノーノ!やっぱり外へ行くべきだ。

鉄橋を望めば

知らない土地で鉄橋に出会うと立ち止まってしまう。川と線路のクロス。車道と線路のクロス。人の往来が交差する。袖触れ合うも多少の縁。電車の中で車窓を眺める人と、あっ、一瞬だけ目線が交わる。それも車窓の縁であります。f:id:kasenjikey:20230601130656j:image

先日、渡り鳥をした芦屋市「宮川」の写真。鉄橋と電車を写せば写真がシマる。阪神電車は色々とラッピングされた電車が多いけど、阪神電車の車体と言えば、クリームとウルトラ・マリンブルーのツートンカラー。いい色です。f:id:kasenjikey:20230615204557j:imageこちらは阪神尼崎駅。その下を流れる庄下川。本日、たまたま仕事で立ち寄ったのでパチリ。阪神尼崎駅は川の上に架かる駅。私のような田舎者は川の上の駅に憧れるわけです。土地が沢山ある田舎は、川の上に駅なんて造らないですからね。鉄橋や川の上の駅があれば、少し足を止めて眺めてしまいます。都市部の、それも臨海部は混沌としていますね。これはこれで良し。でもやっぱり緑の多い河川敷が好きかな。

スタートライン

スタートラインのような水たまりを超えて、今日が始まりました。路面が濡れています。自転車の人も歩いている人も、スリップに気をつけましょう。家にいる人はスリップしないけど、体力が落ちますよ。外に出ると、何かのスタートラインに出会えるかも。ね。

f:id:kasenjikey:20230614091841j:image■起立!勝手に自由律歌詞の中から「自由律」を見つけるぞ。今日の雨空に合うのは、これ。

乾いていた街が 滲んできれいな光を放つMr.Children/エソラ)

2008年12月発売のアルバム『SUPERMARKET FANTASY』の収録曲。心がけ次第で景色が変わる。そんな歌詞の一節。兎角ネガティブ思考になりがちな梅雨。ミスチルのカラフルな魔法のフレーズを聴いて、新しいステップを踏みましょう。スリップに注意して。

Mr.Children 2005-2010<macro> (通常盤)

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ケアマネ試験 申込〆切迫る

ケアマネ試験の申込み締切日は6/23(金)。手続きが初めての場合は、勤務先へ実務経験証明書の発行依頼等が必要です。切手を買ったり郵送の段取りもあります。ですので、時間はありません。遅くとも今週中に書類を整えておきましょう。まずは手続き、頑張って。

そして試験は10/8…あと4ヶ月を切っています。自己研鑽はプロの心得。どの業界にも共通します。色々な考え方があって、資格なんかいらない!経験で十分でしょ。って意見もある。もちろん経験が大切なのは間違いない。しかしまあ、経験と知識を融合させて、実践で役立つ「技術」を習得するのがプロだと思います。それは仕事をする上で、クライアントだけでなく自分自身を助けることになるし、未来につながる大きな流れになるでしょう。f:id:kasenjikey:20230613123931j:image

写真は宝塚市を流れる足洗川と勅使川の合流地点。二つの川は天王寺川となり、大きな武庫川へ流れて海へ流れていく。水の流れはとまらないほうがいい。流れる水は腐らないんだから。

水たまりが青空映して堂々

気温23℃湿度は87%…暑い暑い。梅雨に入り湿度に慣れましたか?慣れないですよね。やっぱり蒸し暑い。

雨上がりの河川敷、水たまりが青空映して堂々と居座っています。堂々としているのは、雨の合間の青空を映しているからでしょうか。子どもなら真ん中を走って飛沫をあげるけど、おっさんはこれから仕事なので避けて走ろう。

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前触れもなく、紫陽花。大きいサイズの紫陽花に、不意打ちを食らった交差点でした。f:id:kasenjikey:20230612092841j:image今日は雨が降ったり止んだり。雨雲レーダーに慣れてしまうと、村時雨とか驟雨という言葉は忘れ去られてしまいそうですね。

詐欺の「入り口」要注意

詐欺、それは「人ごと」

そう思ってるでしょ。若い人、中年、そして特に高齢者。自分は大丈夫という自信。でも言っておきます。それは過信。思っている以上に、詐欺被害は多い。非常事態宣言を出してもいいくらい、被害は多い。

社会福祉の仕事をしていると、詐欺被害の報告を身近に聞きます。銀行員のフリしてカードをすり替えて〇百万円の被害。電話で住所を答えて押し売り。高齢者の詐欺被害は本当に身近。あの手この手の詐欺。高齢者宅へ「履かなくなった靴はありませんか?恵まれない人へ渡します」と訪問があり、「あっ、そういえば沢山あるわ。人の役に立って処分してもらえるなら…」と思って玄関へ上げてしまうと、靴だけではなく貴金属まで持って行かれた。そんな話もあります。これ、身近にある話です。

詐欺師は、何とか部屋の中まで入ろうとします。
都合の良い言葉で、まずは「玄関に入る」のが目的です。懐に入り込む詐欺師達。いらなくなったものを無料で回収…そんなボランティア、ありません。

詐欺の対策は色々とありますが、詐欺師との初めの接点、導入部、入り口にこそ注意が必要です。詐欺師はファーストコンタクトで、巧みな話術をもって注意を逸らせ懐に入り込みます。電話も訪問も同じ。最初の接点・導入部・入り口で、注意をそらせます。

詐欺師が見た目を良くするのは、怪しまれないことと、視点をずらすため。いい声とか、耳障りのいい言葉は、聴覚を騙すため。いくら電話の録音機を設置していても、詐欺師から「しっかり対応されてますね」なんて褒められて、逆に入り込まれることも考えられます。初対面での優しい言葉がけは、人の気持ちを上ずらせるため。心のスキをついて、お金と貴金属を持って行かれますよ。

そして、「自分自身は騙されない」ではなく、
「騙される可能性がある」と思っておいてください。その心掛けこそ、防犯のような気がします。
初めの接点、入り口に注意が必要。詐欺師はその最初の接点・導入部・入り口に注意する。だから、固定電話を置かない、固定電話に電話録音機(音声ガイダンス流す)を付けて録音する。しっかり予防しましょう。

子どものころに言われた言葉。
「知らない人を家に上げない」「知らない人の電話に出ない」この鉄則こそ、詐欺師の入り口に鍵をかけることになると思います。

河川敷に「ある」もの

先日は河川敷に「ない」ものをつらつら書きましたが、今日は河川敷に「ある」もの。f:id:kasenjikey:20230609144506j:image
当然ながら、川があります。目の前に流れている川の水は、雨水が森林や大地を通り抜け、街をくねくね蛇行して、私たちを潤し、大海へ流れています。今は上水と下水が完全にシステム化されて、川と家庭の接点が地下に潜って見えにくい。特に都市部は水脈が地下にある。結果的に水に触れることは少なくなり、水の流れやありがたさは、人の無意識の領域に隠れてしまっている。蛇口をひねり容易に水を得ていますが、それがどれだけありがたいことか。河川敷を走ると、そのありがたみを感じます。

蛇行する川には蛇行の理由あり 急げばいいってもんじゃないよと俵万智


歴史に目を向ければ、日本でも数十年前までは水の奪い合いで争いをしていた。世界に目を向ければ、水不足に苦しむ人々がたくさんいる。そう考えると、今この時代は本当にありがたい。先人達が「水と人の共存」を進め、現代は共存できている。今ある河川敷も、洪水と共に歩んだ歴史。その基礎の上に、その歴史の上に今の我々の生活がある。この生活を、ただ享受するだけでなく、決して急がずに、工夫して発展させ、継続させないといけないですね。

川幅の倍ほど広い河川敷 ミライを守る想い溢れてkasenjikey)f:id:kasenjikey:20230609161526j:image

水がある。そこに川が流れて河川敷がある。光が射して風が吹く。四季は移ろう。影や暗闇もある。鳥は飛び、川の中には生き物がいる。そしてそこを歩く人々。パワースポットでも何でもないけれど、そこには自然と人の営みがある。河川敷でそんな当たり前を体感し、当たり前を直視すると、背景が見え、自然への畏怖を感じます。そんな中学生の作文のようなことを考えながら、蛇行しつつゆっくりと河川敷を走りました。

家の方がテレビにゲーム、何でもある。でも家でスマホ⁈ノーノーノー。やっぱり外にでるべきだ。

河川敷に「ない」もの

河川敷好きの皆さんは知っていると思いますけど、河川敷に「ない」ものがあります。正直なところ、だいたい、何もない。それが河川敷です。

河川敷に建造物とか便利グッズを置いても、有事に全て流されますからね。あえて何もない環境。何もないことを受け入れるのが河川敷。そんな中で、「これないのキツイな〜」という代表的なもの。それは、トイレ、自販機、日除け雨除け。

トイレがないのはご承知の通り。困ったことに自販機がないですよ。河川敷は浸水させる目的だし、自販機なんて置いてしまうと流される。ゴミ箱があったら荒らされる。それは仕方ないけど、水分が取れない。それは困る。小さめの水筒をサコッシュに入れて出かけましょう。

河川敷は暑いし寒い。風がまともに吹きつけるし、陽射しまともに差し込む。おまけにトイレはない。残念ながら自販機はないけど、軽い魔法瓶を持って行けば大丈夫。このタイガーの魔法瓶は秀逸で、シンプルで質実剛健。洗いやすくて扱いやすい。何より頑丈。200mlくらいが丁度いいですね。

長居はできない河川敷。これを逆手にとって、30分か40分だけ河川敷を楽しめばいいんじゃないかな。工夫次第で楽しめるし、ぶらり立ち寄り、出入り自由。それを許してくれる河川敷。公共事業の傑作ですね。